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退職願

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退職願は現在勤めている会社を辞めたい、という意思を伝えるために書くものですが、仕事を辞める際にはその後の引継ぎなど、会社の都合を考えて退職願を出す前に辞意を伝えておくことが重要になります。
その際は必ず直属の上司に、できるだけ1ヶ月以上前に伝えるようにしましょう。
辞意を伝えたら退職願を書くことになります。
その会社の書式や所定の用紙があればそれを利用し、なければ白無地の便箋を用意して、それに自筆します。
黒の万年筆やサインペンを使用し、ないとは思いますが間違っても鉛筆は使用しないようにしましょう。
次に、退職届の書き方を説明します。

退職願(Word2003)
退職願(PDF)

1.表題は「退職願」とします。(退職届としてもかまいません。)
2.書き出しは行末に「私事」又は「私議」と書きます。
3.退職理由は「一身上の都合」とし、具体的なことは書かないようにします。
4.退職日や提出日は上司と相談した際に決めた日付にしますが、特に提出日は会社によって決まりがあったりするのでよく確認しておきます。
5.部署と自分の氏名を書く際、社長の氏名より下になるように書くのが礼儀です。
6.氏名の下に捺印します。
7.宛名は代表取締役(社長)で、敬称は「殿」(※)になります。
8.市販の無地の封書を使用し、表に「退職願」と書きます。
9.所属部署と氏名は裏に記入します。

※ネットを検索すると、「様」としている書式も見かけます。
どちらがいいのか、exciteの国語辞書で「どの」を検索してみると、
大辞林 第二版 (三省堂)
〔古くは、「関白―」「清盛入道―」など、かなり身分の高い人に付けても用いた。現在では、目下に対してや事務的・公式的なものに用いることが多く、少なくとも、目上に対しての私信にはほとんど用いない〕
ということで「事務的・公的なもの」であって「私信」ではないことから、「殿」が多く使われているのかと思います。

以上の要領で、退職届を書いたら最後に間違いがないかもう一度チェックをして、上司に手渡しで提出します。(不在の場合でも、デスクの上に置いたり、同僚に頼んだりせず直接手渡ししましょう。)
退職願は会社に保管されるものなので、丁寧に書くことを心がけて下さい。
また、必ずコピーをとっておきましょう。

ところで、退職の仕方には「会社都合退職」と「自己都合退職」、「合意解約」の区分があります。
「会社都合退職」じは、会社からの一方的な労働契約の解約、「自己都合退職」は従業員による一方的な労働契約の解約、「合意解約」は両者の合意によるものです。

この退職の仕方の違いによって、失業手当に関して違いが出てきます。
すぐにもらえるかとか最大受給期間が違ってくるのですが具体的には、自己都合退職の場合、給付制限が3ヶ月、最大受給期間は150日ですが、会社都合退職の場合は、給付制限はなく、最大受給期間が330日と大きく異なってきます。
ちなみに、「懲戒解雇」は自己都合扱いとなりますので、くれぐれも注意して下さい。

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